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空室対策・リフォーム
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更新日 : 15/02/02

大家さんのための写真講座①

内見者を引き寄せる物件写真の撮り方
賃貸経営コンサルティングマスター 加藤 隆

お客様が知りたい情報は、できる限り写真で見せよう

インターネット上のあなたの物件写真は、長所や魅力をきちんと伝えることができていますか?
今や、部屋探しはインターネットが当たり前の時代。
ポータルサイトにはたくさんの物件が紹介されています。
その中で、あなたの物件は魅力をきちんと伝えることができていますか?
お客様の目を引き、内見につなげるためには写真の印象が重要です。
そこで、ほんのひと手間で魅力的に見せる撮影テクニックを紹介しましょう。

●「良い写真」の条件① 知りたいことが確認できる
インターネットの物件広告では、室内や外観など主な写真は掲載されていても、大切なのに忘れられがちな写真が少なからずあります。
たとえば、玄関の靴箱(大きさを確認したい)、キッチンの水栓(ワンタッチ型か否か)、ドアの色やデザイン、壁紙の色などです。
そのほか、部屋で暮らす上で重要なポイントは、できる限り写真を掲載しましょう。
知りたいことを写真で確認できると、お客様の物件に対する好感度はぐんとアップします。

●「良い写真」の条件② 「生活のイメージ」がふくらむ
お客様は、部屋そのものだけでなく新しい生活を想像しながら見ています。
清潔で、明るく、広く見える写真でないとイメージはふくらみません。
物件の長所や魅力、他物件と差別化できている点、また、お客様に受けそうな点などは意識的に撮影し、積極的に客様に伝えましょう。

カメラを持つ前に、準備すべきこと

良い物件写真を撮るためには事前準備が大切です。
カメラを一旦バッグにしまって、次のことを行ってください。
このひと手間が、良い写真につながります。

●準備① 物件を観察する
まず、撮影の前に、物件の良い点=お客様に伝えたいポイントを意識することが大切です。
建物の外観、共用部、室内をお客様の立場になって観察し、物件の長所や魅力、お客様にアピールしたい部分や受けそうな部分を探しましょう。
たとえば、室内だとキッチンの大きなシンク、シャンプードレッサー、アクセントクロスなどです。撮り忘れがないようにメモして整理します。

●準備② 整理・整頓・清掃
建物がきちんと管理されていることを印象付けることが大切です。
駐輪場の自転車の整頓、ごみ出し場の清掃やネット類の整備、落ちているポスティングチラシを処分します。
また、居室の日焼け防止用カーテンなど、撮影に不要なものは片づけます。

カメラの準備=設定を変える

カメラを買った時のままの設定(オート)で使っている方は以下の設定を変えます.(取扱説明書を参照してください)

●設定① 液晶画面をグリッド表示にする
良い写真は構図で決まります。グリッド(格子)があることで水平に撮影でき、構図も決めやすくなります。

●設定② プログラムモード(Pモード)を調整する
室内には太陽光、白熱球、蛍光灯などいろいろな種類の光源がありますので、最適な色の調整(ホワイトバランス)は、オートモードでは難しいのです。
特に光の色が電球色の場合は、全体が黄色くなってしまい清潔さが損なわれます。
プログラムモードで、最適なホワイトバランスを取りましょう。

●設定③ フラッシュ発光を禁止にする
フラッシュを浴びると、写真は平面的になり、色も不自然になるため、通常は発光禁止にします。暗い時は、露出補正の機能を使い、明るくします。
以上の準備ができたらカメラを持ちましょう。

※リンク
大家さんのための写真講座① 内見者を引き寄せる物件写真の撮り方
大家さんのための写真講座② 物件を魅力的に見せる5つのポイント

(プロフィール)
かとうたかし 1950年、東京都生まれ。芝浦工業大学卒業。日産自動車に勤務後、2007年に早期退職し、親から継いだ築45年のアパート経営に専念。空室と滞納続きの物件を再生、反響を呼ぶ。現在、ファイナンシャルプランナー、賃貸経営コンサルティングマスターとしても活躍。セミナー、執筆も多数行う。独自のアイデアや親しみのある人柄で人気を得ている。
http://profile.ameba.jp/mouke2/

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