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更新日 : 18/02/09

「大家が主役」の時代⑦ 「周辺マップ」で物件の魅力をアップ

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リーシングコンサルタント 沖野 元

お客様にエリアの魅力を伝える

今回はエリア情報を使って物件の魅力をアップさせる方法をご紹介します。

お客様が転居先を選ぶ際、その街についてよく知らず、不安を感じているケースは少なくありません。大家さんはお客様に、物件だけでなくエリアの魅力を伝える必要があるのです。

そこでおすすめしたいのが「周辺マップ」の作成です。一般的なタウンマップとの大きな違いは、必ず自分の物件を表示し、物件を中心としたエリア情報を掲載することです。

作成はパソコンでも手書きでもOK。むしろ、手書きでオリジナル感を出したほうが効果的です。

オリジナル「周辺マップ」の作り方

作成は次のような流れで行います。

①インターネット等で取得した地図情報を参考にして、大まかな地図を書く。

②地図上に所有物件と最寄り駅を記入する。

③地図を持って実際に物件の周辺を歩き、お客様の役に立ちそうな情報を収集する。

④得た情報をすべて地図上に落とし込む。

⑤地図をB4またはA3サイズに拡大カラーコピーし、最後にパウチ加工する。

いかがでしょうか?自分の足で歩くので多少の労力と時間はかかりますが、費用はコピーやパウチ加工の数百円で済みますし、一度作成すればしばらくは活用できます。

お客様が喜ぶ情報を具体的に載せる

「周辺マップ」作りの一番のポイントは、お客様の目線で情報を探し、掲載することです。

例えば、20代の社会人がターゲットの物件ではスーパーやコンビニの場所ももちろん必要ですが、クリーニング店やお弁当屋さんの情報も喜ばれます。

「このクリーニング店はワイシャツ1枚190円ですよ。安い!」とか「このお弁当屋さんは夜11時まで開いています!」など、できるだけ具体的に耳寄り情報を記載します。漫画の吹き出しのようにするのもよいでしょう。

また、できるだけ明るい色を使ってカラフルなマップにすると楽しそうな雰囲気が伝わります。

空室対策と入居者サービスの一石二鳥!

「周辺マップ」ができたら不動産業者に渡し、店頭でお客様に募集図面と一緒に見てもらうようにします。物件と街の魅力をセットで伝えることができれば、内見や成約につながりやすくなります。

また、「周辺マップ」のコピーを空室に置いて、「どうぞご自由にお持ち帰りください」という表示をしておくのもおすすめです。

さらに、物件内の掲示板に貼ったり、共用部にチラシケースなどを設置して、パウチ加工する前のコピーを何枚か入れておけば、既存の入居者さんも手に取ることができ、満足度を高めるサービスにもつながります。

このように、「周辺マップ」は一度作成すると様々に活用できます。ぜひトライしてみてください!

おきの・げん 日本大学大学院理工学研究科修了。大手不動産会社を経て2009年より不動産仲介・コンサルティングを行うリーシングジャパン代表取締役。一般財団法人日本不動産コミュニティー監修「不動産実務検定」の人気講師として活躍。週刊住宅新聞への連載ほか執筆・講演多数。日本最大級の女性大家の会「ローズ会」を主宰。(http://www.leasingjapan.com/

 

「大家が主役」の時代

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「周辺マップ」で物件の魅力をアップ

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⑨「定期借家契約」導入のポイント

⑩入居面談のすすめ

⑪トラブルを防ぐ入居申込書の見方

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⑬「主役になる」とは?

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