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空室対策・リフォーム
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更新日 : 17/06/07

「高齢者入居」、私はこう受け入れているその①増え続ける高齢者の賃貸ニーズ

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合同会社ONE by ONE代表  賃貸オーナー  左京博志

「高齢者入居」は有効な空室対策、かつ社会貢献に

65歳以上の高齢者がいる世帯は増加の一途をたどり、昭和58年( 1983 )には886万世帯でしたが、平成25年(2013)年には2000万世帯を超えました。なかでも、一人暮らしの高齢者世帯の増加率は高く、この30年で5.6 倍になっています(図表1参照)。

一人暮らしの高齢者世帯数

このデータには持ち家に暮らす人も含まれていますが、今後、賃貸需要が増えることは明らかと言えます。しかし、単身の高齢者に貸すのはリスキーだと捉えるオーナー様が多いのが現実です。

賃貸市場は今や相続対策や新規投資家の参入などで新築物件が増え続け、供給は飽和状態です。もし上手にリスクを回避できれば、「高齢者入居」は空室対策として有効なだけでなく、大きな社会貢献にもなり得ます。

●入居者の5人に1人が高齢者

私はオーナー業と並行して、賃貸住宅の高齢者に対する見守りサービスを提供する会社を経営しています。

サラリーマン大家としてオーナーの仲間入りをしたのは13年前。当初から、一人暮らしの中高年の方や生活保護を受給している方などを積極的に受け入れてきました。

現在は札幌、旭川、苫小牧などに戸建て賃貸、アパート・マンションなどを複数所有していますが、入居者の約5分の1は中高年以上の一人暮らしの方です。しかし、これまで一度も高齢者の孤独死や滞納で困った体験がありません。

そんな私の経験がお役に立てばと思い、「高齢者入居」におけるリスク対策についてお話しします。

リスクは大別すると3点

大切なことは、まず「高齢者入居」のリスクを受け止めること、その上でリスク回避するためにさまざまな対策を組み合わせることです。

一人暮らしの高齢者のリスクに関する指摘は、既に出尽くしていると思います。大きく分けると①孤独死、②残置物、③滞納の 3 点です。

これらはポイントがはっきりしているので対策を立てやすいのです。この3点を回避するために私が行っているのは、「入居に向けた事前準備」と「入居中の見守り」です。この2つは車の両輪のように、どちらも重要です。

※リンク

「高齢者入居」、私はこう受け入れている
その①増え続ける高齢者の賃貸ニーズ
その②入居前・入居後のリスク対策
その③知っておきたい、万一の時の対処法

(プロフィール)

左京博志 さきょう・ひろし
1978年、北海道旭川市生まれ。合同会社ONE by ONE 代表、賃貸オーナー。2003年、システムエンジニアとして会社勤めのかたわら賃貸経営を開始。2012年、独立して現職に。高齢者などの独居入居者対策に精通し、実践に裏付けられたセミナーや執筆が好評。日本不動産コミュニティのコンサルタントとしても活躍中。家賃滞納問題、法的トラブル対応、賃貸経営のIT化などにも定評がある。
https://onebyone.jimdo.com

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