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空室対策・リフォーム
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更新日 : 17/03/27

低予算でライバルに差をつける、リフォームのコツその① 成功の秘訣は「住む人目線で考えること」

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DIYer’s Party/「大家さんのDIYがっこう」主宰 
DIYアドバイザー 石井麻紀子

DIYアドバイザーは、大家さんのサポーター

子供の頃から自宅の壁紙を張り替えたり、押し入れの中板を外してクローゼットに改造したりして、しょっちゅう親を驚かせていました。

「模様替え好き」が高じ、DIYアドバイザーになって10年になります。私の仕事は、いわば大家さんのサポーター。賃貸物件を満室にするためにリフォームの提案をしたり、ご自分でDIYをされる大家さんにノウハウをお教えしたりもしています。

大家さんから受けた相談ベスト3

これまで多くの大家さんのお話をうかがってきましたが、お悩みやご相談の代表例は次の3点です。

①入居者が決まらない

②どこをどう変えれば魅力的な物件になるのか分からない

③家賃を下げたくない

そのうち私がお役に立てるのは②の物件をよりよくすることです。ここをクリアすれば、①③も自然に解決すると考えています。

メイクアップアドバイザーに似ている

DIYアドバイザーの喜びは、空室に悩んでいた部屋がちょっとしたリフォームによって生まれ変わり、内見者を惹き付け成約に至ることです。大家さんからご相談を受けるたびに、私の仕事は人それぞれの美しさを引き出すメイクアップアドバイザーに似ていると感じます。

リフォーム成功の2大ポイント

では、大家さんからご相談を受けた私が、具体的にどのようなことをしているかについてお話しします。

ポイント1.どんな人に住んでもらいたいか?

まず大家さんには、「どんな人に住んでもらいたいですか?」と伺います。その答えが部屋づくりのベースとなります。

満室は、いわば大家さんと入居者が相思相愛になること。そうなるためには、入居者となってほしい人の志向や収入、生活レベルに合った部屋づくりが不可欠となります。

たとえ「風呂なし」などの設備が整っていない部屋でも、単なる原状回復と入居者を想定したリフォームを行うのとでは、募集後の反響が違ってきます。

ポイント2.部屋の魅力を引き出す

次に、実際に物件を見に行きます。そして、その部屋の隠れた魅力を引き出したり、欠点をカバーするなど、成約に至るためにはどんなリフォームをすればよいかを検討します。コツは3つあります。

①住む人の目線で考える

内見者が考えていることは、一言で言うと、今見ている部屋を毎日生活し、癒しを求めて帰ってくる「我が家」にしたいかどうかです。ほとんどの内見者は、玄関を入った時の第一印象で答えを出していますので、ここで心をつかむことが重要です。

②足りないものは何か?

入居者になったつもりで生活動線に沿って室内を歩き、「その場所で何をするか」「あるべきなのに足りないものは何か」を探します。

例えば押し入れの上段にハンガーポールが付いていても、中板があると入居者は「丈の長い服が掛けられなくて不便」と考え、部屋選びの候補から外してしまうかもしれません。それを解消するリフォームを考えます。

③ワクワクできるか?

「この部屋なら素敵な暮らしができそう!」とワクワク感を誘うことも、成約の重要条件です。ガランとした何もない部屋ではイメージがわきにくく、入居したいという気持ちが起きません。そこで、壁面棚やアクセントクロスなどを入れることで見せ場やチャームポイントを作り、内見者の心をつかみます。

ブログ「その②」でリフォーム事例をご紹介しますので、参考になさってください。

※リンク

低予算でライバルに差をつける、リフォームのコツ
その①成功の秘訣は「住む人目線で考えること」
その②タイプの異なる3つの事例
その③頑張りすぎずに効果を高める方法

(プロフィール)

いしい・まきこ 兵庫県生まれ。IT企業のOL、ホームセンターの売り場責任者などを経て、2006年DIYアドバイザー資格取得。2011年、「DIY女子部」入部。2014年、同部のメンバーと3人で「DIYer s’Party」を立ち上げ、賃貸オーナー向けにサービスを開始する。「大家さんのDIYがっこう」を展開するほか、UR高島平団地/国立富士見台団地施工、セミナー講師、メディア出演など精力的に活躍中。
DIYer’s Party http://diyersparty.com/
大家さんのDIYがっこう https://www.facebook.com/ooyadiyac/

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