LIXILリアルティ.comスマート不動産オーナーズ

空室対策・リフォーム
LINEで送る

更新日 : 16/07/11

外国人入居者との上手なつき合い方その③トラブル防止とコミュニケーションのコツ

64013dd25a44c8f5a4f7a4817a250cc0_s

不動産投資家 黒木陽斗

外国人だからこそ、ていねいなコミュニケーションが大切

ここまで、外国人だからという理由で心配する必要はないとお話ししてきました。しかし、言葉や習慣の違う外国人だからこそ誤解を招かないように、ていねいに意思疎通を図る必要があります。コミュニケーションの際に注意したいことやコツについてお話しします。

あいまいさが誤解を招く

日本語はどうしてもあいまいな表現になりがちです。しかし、外国人に対しては、「これはYes」「これはNo」と肯定か否定かをはっきり伝えることが大切です。

欧米諸国やアジアの一部には、Yes、Noを明確にしたほうが尊敬を得られる文化もあり、日本人のあいまいさがトラブルにつながる可能性は少なくありません。

どんなに滞在期間が長い外国人でも、日本人特有の「あうんの呼吸」や「空気を読む」などを理解することは難しいと心得ておきましょう。

交渉もコミュニケーションのうち

「交渉」についても日本人と外国人では考え方が異なります。多くの外国人にとって、交渉は「コミュニケーションの一部」ともいえます。自分の希望はダメもとでも、まず相手に言ってみないと始まらないと考えています。

しかし、日本人は「交渉」というと、相手と敵対するイメージをもつことが多いようです。したがって、交渉に慣れていない大家さんは、外国人からのリクエストに対して身構えてしまいがちです。同時に、希望を叶えてあげるにはどうしたらよいかと、真面目に悩んでしまうのです。
87bb901f2a4543a354186c5c5c106723_s

交渉の際は、契約書を基本にする

外国人と交渉を行う上で大切なことは、契約書を根拠として、そこから外れないように回答することです。希望内容が契約内容と違っていたり認めることができない場合は、はっきり「No」と伝えましょう。すると、あっさり理解してくれるものです。

外国人入居者とのトラブルを防止し、良好な関係を築くために、まずは以下5つのポイントを心がけておきましょう。

◇外国人入居者とのトラブル防止5カ条

1.言葉にして伝える
2.カタコト英語は誤解を招きがち
3.Yes.Noを明確に伝える
4.すべての入居者に平等に対応する
5.口約束はせず、必ず書面にする

入居者の国際化は、大家さんのチャンス

さまざまな時代の変化のなか、賃貸経営においても、発想の転換が必要なことを肌で感じている大家さんも多いのではないでしょうか。

入居者の国際化は、大家さんにとって新しい道を開く一つのチャンスともいえます。それを活かすかどうかは、大家さんの判断次第なのです。

※リンク
外国人入居者との上手なつき合い方その①今後ますます増える、外国人の入居ニーズ
外国人入居者との上手なつき合い方その②外国人に対する思い込みのウソ? ほんと?
外国人入居者との上手なつき合い方その③トラブル防止とコミュニケーションのコツ

(プロフィール)
くろき・はると 投資家。米国大学卒後、一部上場大手企業を経てシリコンバレーのベンチャー企業へ転職。ヘッドハントで6社以上の会社を経るなか、起業家など多くのビジネスエリートたちと接し、彼らに共通した考え方や習慣を自らに取り入れ、当時のトップクラスの昇進を果たす。30代前半で外資系企業の日本代表となり、ビジネスエリートとして躍進する中で「雇われ代表」に疑問を持ち、自らがオーナーになれる不動産投資を開始。これまで学んだことを不動産投資に応用し、実践投資家として経済的自由を獲得するまでに事業を拡大。現在不動産経営のほか、執筆活動や講演活動を通して自身が得たノウハウを惜しみなく伝授。各メディアや業界で大きく注目されている。
著書に『金持ちリタイア・貧乏リタイア〜社長より稼ぐサラリーマン大家の不動産投資術〜』(ぱる出版)、『シリコンバレーのビジネスエリートたちが実践する 使っても減らない5つのお金のルールがある(扶桑社)』。

ホームページ:http://kurokiharuto.jp
ツイッター:https://twitter.com/Haruto_Kuroki
メルマガ: http://mail.os7.biz/m/I04V
著書情報: http://www.fusosha.co.jp/books/detail/9784594074272

ページの一番上へ