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更新日 : 16/07/04

外国人入居者との上手なつき合い方その②外国人に対する思い込みのウソとホント?

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不動産投資家 黒木陽斗

大家さんは、英語を勉強する必要があるか?

外国語と聞いて、大家さんがまず気にされるのは言葉の問題であり、最初に思い浮かべるのは英語だと思います。英語を話せるに越したことはありません。しかし、入居者の母国語は中国語やスペイン語、ポルトガル語などさまざまです。在留外国人の国籍の内訳を見ても、英語圏以外の人が多いことがわかります。

カタコトで話すのは、かえって要注意

外国人の受け入れに際して、それらの言語を勉強しなければ不都合かというと、そんなことはありません。もちろん、大家さんがカタコトでも英語や入居者の母国語を話せれば、相手にとってはありがたい話でしょう。

しかし、大家さんががんばってカタコトで話したために、かえって「言った、言わない」のトラブルになる場合もあります。外国語は選ぶ単語一つでニュアンスが変わることがあるため、注意が必要です。

通常、外国人の入居希望者は不動産会社に来て、日本人と同じように日本語で質問し、物件を選んで日本語で契約します。日本語が苦手な人には、日系企業の担当者や友人が付き添って来ます。賃貸借契約が日本の法律に則っているわけですから、大家さんは日本語で話していればよく、必死に英会話を勉強する必要はないといえます。

「家賃滞納」「習慣の違い」etc.トラブルのウソ・ホント

外国人の入居を受け入れるかどうか検討する際、多くの大家さんが心配されるのが「家賃の滞納」です。

外国人だから滞納するわけではない

しかし、率直に言って「家賃滞納」と国籍の因果関係はありません。

日本人でも滞納する人はします。契約時に注意事項を説明して、保証会社に入ってもらえば、滞納の心配はないと私は考えています。

習慣の違いによるトラブルは心配無用

「習慣の違いによるトラブル」はどうでしょうか。

実は、ビザの関係もあって、外国人入居者はトラブルを起こさないように、日本人以上に気をつけているのが一般的です。トラブルに巻き込まれた時に、異国の地では外国人である自分のほうが不利になることを理解しているからです。

そもそも何か問題を抱えている人は保証会社の審査を通らない可能性が高いですし、仮にトラブルが発生した場合は、保証会社の保証でカバーできます。

私は外国人を受け入れて11年以上になりますが、習慣の違いによるトラブルが起きたことはありません。

外国人受け入れに関する、ありがちな思い込み。以下3点を心得ておけば、理由なき不安はなくなるでしょう。

外国人受け入れのポイント

・外国人だから滞納するわけではない
・外国人は、トラブルを起こさないように自ら気をつけているのが一般的
・大家さんは、英語ができなくてもノープロブレム!

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外国人との契約は、日本の法律に準拠している

もう一つ大家さんが誤解しがちな点は、外国人との契約を「特別なもの」と考えることです。

国際的なビジネスの交渉や契約では、どこの国の法律をよりどころとするかが非常に重要となります。国によって価値観や習慣などが異なるため、他国の法律に準拠して契約を行うと、不利になる場合があるからです。

しかし、外国人が日本国内で行う賃貸借契約は、日本の法律に準拠しているものです。したがって、トラブルが発生した場合、管轄は原則として日本の裁判所になりますので、相手が外国人だからといって心配をする必要はないのです。

※リンク
外国人入居者との上手なつき合い方その①今後ますます増える、外国人の入居ニーズ
外国人入居者との上手なつき合い方その②外国人に対する思い込みのウソ? ほんと?
外国人入居者との上手なつき合い方その③トラブル防止とコミュニケーションのコツ

(プロフィール)
くろき・はると 投資家。米国大学卒後、一部上場大手企業を経てシリコンバレーのベンチャー企業へ転職。ヘッドハントで6社以上の会社を経るなか、起業家など多くのビジネスエリートたちと接し、彼らに共通した考え方や習慣を自らに取り入れ、当時のトップクラスの昇進を果たす。30代前半で外資系企業の日本代表となり、ビジネスエリートとして躍進する中で「雇われ代表」に疑問を持ち、自らがオーナーになれる不動産投資を開始。これまで学んだことを不動産投資に応用し、実践投資家として経済的自由を獲得するまでに事業を拡大。現在不動産経営のほか、執筆活動や講演活動を通して自身が得たノウハウを惜しみなく伝授。各メディアや業界で大きく注目されている。
著書に『金持ちリタイア・貧乏リタイア〜社長より稼ぐサラリーマン大家の不動産投資術〜』(ぱる出版)、『シリコンバレーのビジネスエリートたちが実践する 使っても減らない5つのお金のルールがある(扶桑社)』。

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