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空室対策・リフォーム
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更新日 : 15/03/16

入居者全員がマナーを守る物件づくり 五感に訴える賃貸住宅のおもてなし③

賃貸オーナー 邪馬台国株式会社 専務取締役 谷口睦美

入居者がルールを守ると、賃貸経営は一気に楽に!

外観や共用部分の管理も手抜きは許されません。
なぜなら、最近のお客様は内見のプロだからです。
エントランスにゴミが散らかっていたり、駐輪場が無法地帯のように乱れていたりすると、せっかく恋したお部屋でも熱が冷めてしまいますね。
内見者が訪れる度に、オーナーが掃除や片づけをしていては、時間はいくらあっても足りません。
自分が選んだ入居者は、たまたまマナーが悪かったのでしょうか?
いいえ、違います。
それはオーナーや管理会社が甘やかしているからです。

●エントランスのゴミ箱は、思い切って撤去
そこで提案です。
ゴミだめになりやすいエントランスのゴミ箱は、思い切って撤去します。
駐輪場は、駐車場と同じく場所指定制としましょう。
集合住宅ですから、「お互いにマナーを守って気持ちよく生活しましょう」と指導すればすむ問題です。
いちいち小言を言うのは、スマートではありませんので、賃貸借契約書に規約として盛り込みます。
独自のルールを入れた「居住マニュアル」を作成しても良いと思います。
私は両方行っています。
経験上、ルールや契約内容が厳しいほうが棟内の秩序は保たれます。
入居者の質も向上し、入居者間のトラブルもなくなり、住み心地が良いので更新にもつながります。
入居者全員がルールやマナーを守ってくれると、賃貸経営は一気に楽になります。
そのためにも、オーナーの入居審査への介入は必須だと思っています。

「退去の理由」の聞き取りをしていますか?

もう一つ、忘れてはいけない大切なことがあります。
皆様は入・退去の際、その理由の聞き取り調査をされていますか?
退去は、転勤、結婚、マイホーム購入などの場合は仕方ありません。
しかし、本当は避けることができたケースもあるのではないでしょうか。
私の経験では、話し合いで解決できるような些細なことや勘違いが、退去原因につながっているケースが意外に多いと思います。
「退去理由の聞き取り」は、第二の退去者を防止する大きなメリットがあるだけでなく、これに勝る市場調査と顧客ニーズをつかむ方法はないと思っています。

●1人の経営者であることを忘れずに
当然のことですが大家さんは賃貸の事業主、つまり経営者の一人です。
そのことを再認識し、「五感に訴えるおもてなし」「競争力のある部屋づくり」「仕入れの努力」「市場調査」などを行っていただくと、空室対策はさらにパワーアップします。
さあ、皆様もぜひ実践して、賃貸経営の勝ち組になってください。

※リンク

五感に訴える「賃貸住宅のおもてなし」その①お客様が一目惚れする部屋づくり
五感に訴える「賃貸住宅のおもてなし」その②オーナー自身が住みたくなる部屋づくり
五感に訴える「賃貸住宅のおもてなし」その③入居者全員がマナーを守る物件づくり

 

(プロフィール)
たにぐち・むつみ 「行列のできる大家さん」(登録商標第5595715号)、
行列のできるマンション(商標登録第5651980号)、邪馬台国(株)専務取締役。デザイナーズマンション、セキュリティ重視などターゲットに合わせた部屋づくり、ハイセンスできめ細かく配慮された住環境が入居者に人気。季節のイベントなどコミュニケーションづくりにも積極的。東京都東村山市、港区六本木、仙台市、福岡市ほかに賃貸物件を保有し長期入居を実現。大家さん向けセミナー、講演会などでも活躍。

 

 

 

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