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更新日 : 15/03/09

オーナー自身が住みたくなる部屋づくり 五感に訴える賃貸住宅のおもてなし その②

賃貸オーナー 邪馬台国株式会社 専務取締役 谷口睦美

魅力的な部屋は、不動産会社への訴求効果も高い

皆様は、内見客を迎えるたびに、次の希望者はいつ訪れるだろうかという危機感を抱かれたことはありませんか?
思い当たる方はぜひ、お部屋の演出=おもてなしに勝負を賭けてみてください。
魅力的な部屋は不動産会社の営業さんに対しても良いアピールとなるはずです。
悲しいことにオーナーさんのなかには、自分でつくった部屋に愛着がなく、住む気もない方が少なくありません。
「所詮賃貸だから…」という言葉を時々耳にします。
しかし、オーナー自身が住みたいと思わない部屋に、どうしてお客様が住みたいと思うでしょうか?
部屋も建物も愛情をかければその分だけ応えてくれます。
私はいつもそう考えて、部屋づくりをしています。

内見客とリラックスして向き合える場をつくる

ところで、「申込率」と「成約率」は同じと捉えられることが多いようですが、この2つは異なります。
なぜなら私のところでは、入居申込者のなかで不適切と思われる方はお断りすることもあるからです。
思い切りが良すぎると言われるかもしれませんが、全ての申込者を受け入れると、家賃滞納や入居者間のトラブルにつながる可能性もあります。
私の物件は、一度ご入居いただくと皆様が気に入ってくださるので、長いお付き合いとなります。
そんな入居者様のためにトラブルを避け、快適な住環境を守ることはオーナーとしての務めだと思っています。
そのため、「五感に訴えるおもてなし」をしながら、同時に内見客とリラックスして向き合える場をつくり、人柄を知るように努めているのです。

案内する時のタブーとコツとは?

内見客をどう案内するかも大切なポイントです。
不動産会社の営業さんのほとんどは、部屋の鍵を開錠すると同時にドアを開けます。
そして、次の瞬間「おぉぉぉ〜」と歓声を上げ、その場に立ち尽くしてしまうので、お客様は営業さんの後ろに隠れてしまいます。これはNGですね。
正解は開錠後、お客様自身が部屋のドアを開けるように誘導することです。
ドアを開けた次の瞬間、お客様は「部屋というドラマ」の主人公になります。
不動産会社の営業さんにはあくまでも黒子に徹し、ドラマの演出に協力していただくように前もってお願いしておきましょう。
ちなみに、インターネットに掲載する物件の写真は、お見合い写真を撮るような気合で私が撮影しています。
営業さんからは「ぜひ、その写真で募集させて欲しい」と言われます。

※リンク
五感に訴える「賃貸住宅のおもてなし」その① お客様が一目惚れする部屋づくり
五感に訴える「賃貸住宅のおもてなし」その② オーナー自身が住みたくなる部屋づくり
五感に訴える「賃貸住宅のおもてなし」その③入居者全員がマナーを守る物件づくり

(プロフィール)
たにぐち・むつみ 「行列のできる大家さん」(登録商標第5595715号)、
行列のできるマンション(商標登録第5651980号)、邪馬台国(株)専務取締役。デザイナーズマンション、セキュリティ重視などターゲットに合わせた部屋づくり、ハイセンスできめ細かく配慮された住環境が入居者に人気。季節のイベントなどコミュニケーションづくりにも積極的。東京都東村山市、港区六本木、仙台市、福岡市ほかに賃貸物件を保有し長期入居を実現。大家さん向けセミナー、講演会などでも活躍。

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