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更新日 : 14/10/20

「お客様の心をつかむコツ」③効果的なPOPの作り方と数

カリスマ大家さん 鈴木ゆり子

POPの数は、多くても3つにする

どんな部屋にも、必ず良いところがあります。お客様にはぜひそれを伝えたいですから、私はPOPをつくってアピールしています。
大家業を始めた当初は、ここにもあちらにもとたくさん貼りました。
でも、あるとき内見に同行し、お客様の様子を見ていて愕然!時間をかけてつくったのに、お客様が見るのはせいぜい1つか2つ。
当然ですよね。
文字を読むのは面倒なものです。
それ以来、POPは多くても3つまでにしています。

●1つはクスッと笑えるものに

POPに書く説明はポイントを絞り、部屋の良さを簡潔に伝えるのがコツ。
たとえば、窓から富士山が見える部屋なら「富士山がきれいに見えます!」ガスコンロ付きの部屋には「カップラーメンのお湯も早く沸きます」テレビドアフォンには「嫌いな人はムシよ」など。
1つは真面目に書くけれど、もう1つはクスッと笑いをとりたいんです。
内見に来て笑えるなんて、いいと思いませんか。

●イラスト入りで、わかりやすく

イラストは見ただけでわかるので必ずどこかに入れます。
私は描けないので、絵の得意な入居者さんにお願いしちゃってます。
最近はぬり絵スタイルでつくってもらい、私はしこしこ色を塗る係(笑)。

●特徴がなければ、つくる

特徴のない部屋なんてありません。もしなかったら特徴をつくっちゃいます。
壁紙の一部を花柄に張り替えて「お花畑のお部屋ですよ」とか、女性が描いてある絵を飾って「美女が微笑んでいるお部屋です」とか(笑)方法はいくらでもあります。

何より大切なことは「人」とのつながり

成約率を上げるためには、内見云々の前に大切なことがあります。
大家になって15年、私がいつも大事にしていることは入居者さん、不動産会社さん、さらに物件の向こう三軒両隣の方々とのコミュニケーションです。
たとえば、携帯電話に入居者さん全員の名前、住所、電話番号を登録し、電話がかかってくれば「○○さんね、こんにちは」と名前を言えるようにしています。
また、入居者さんに会ったら必ず何か声をかけるようにしています。
大した話題じゃなくていいんです。人は話をすることが大切なんです。
不動産会社さんには、入居を決めてもらったらお礼に行きますが、ふだんから時々顔を見せて世間話をします。
掃除や見回りでアパートに行った時は、必ずお隣との境目まで草取りや掃き掃除をし会えば挨拶をします。
そんな積み重ねの結果、気の合う不動産会社の担当者さんができ、部屋が空くと私の物件を優先的に紹介していただけるようになっています。
入居者さんやご近所の方とも仲良くなって、いろいろ助けてもらっています。
なかにはアパートに何かあると、すぐ電話で知らせてくれるご近所さんや入居者さんもいます。
本当にありがたいと思います。
部屋を貸すのが大家の仕事ですが、結局は人と人とのつながりで成り立っているとつくづく思います。

※リンク
その①部屋の印象をアップする掃除のコツ?
その②見栄えアップのコツとタブー
その③効果的なPOPの作り方と数

(プロフィール)
すずき・ゆりこ 1950年、群馬県生まれ。21歳で結婚。48歳の時に掃除会社で仕事を始め、プロの掃除技術を修得。1998年、ボロアパートを購入し満室に。以後、自前の掃除とリフォームで物件を蘇らせ、現在保有物件は200戸超に。2007年、不動産会社スズヨシ設立。東武伊勢崎線・羽生駅前に店舗を開く。大家塾、セミナー講師としても活躍。著書『専業主婦が年収1億のカリスマ大家さんに変わる方法』『鈴木ゆり子の実践!満室大家塾』ほか。

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