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空室対策・リフォーム
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更新日 : 14/09/10

不満対応が満室のカギ③クレームにはプラスアルファで応える

賃貸オーナー 赤井誠

オーナーのほうから改善策を提案する

以前、温水洗浄便座が壊れたという連絡を受け、現地へ行ったことがありました。
結局、不良品だったので修理できず、すぐに交換。
その時、入居者さんに問題点や気になることはないか聞きましたが、十分満足しているとのことでした。
しかし、私は部屋を見て、一つのことに気づきました。
廊下に素敵な靴がいっぱい並べてあったのです。
下駄箱は設置していましたが、とても収まり切らなかったのでしょう。
ざっと見て30足はありました。
その状況がとても気になったので「よろしければ玄関の上に棚を作りましょうか?」と言うと、入居者さんは「また好きな靴を買うことができます」と大喜びでした。
この入居者さんは新築時に入居して以来ずっと更新を続け今も住んでいただいています。

クレームにはプラスアルファで応える

クレーム対応で部屋を訪れたら、より快適な住環境にする方法やアイデアを見つけ、こちらから改善の提案ができないか考えてみましょう。
重要なことは、クレームが発生したら単に元に戻すだけではなくプラスアルファの提案をすることです。
今は昔と違って礼金を何カ月も取り、出入りがあれば儲かる時代ではありません。
入退去のたびにリフォーム代や広告宣伝費などの多額の出費があるにもかかわらず、敷金・礼金が取れない物件も多々。
これからの時代は、現在の入居者さんに長期間住んでいただくこと、それが収益を最大化する方法なのです。

自分が入居者なら、住み続けたいか?

退去する人は果たして、やむを得ない理由があるからか?
本当は対応が悪くて引越しするのでは? 今一度、自分にできることはないか?
もし自分が入居者なら、住み続けたいと思うほど快適な住環境になっているか?
入居者さんや物件のことをオーナー自身で、きちんと考えてみることが大切です。
今後は、快適な居住空間とサービスをきちんと提供・提案できるオーナーや管理会社が生き残る時代になると思います。

※リンク
その①退去要因のほとんどは解決できる
その②クレームは入居者ニーズを知るチャンス
その③クレームにはプラスアルファで応える

(プロフィール)
あかい・まこと 1960年横浜生まれ。北海道大学卒業後、某電機メーカーに就職。2003年頃から賃貸経営に興味を持つ。現在はマンションや戸建てを計13棟保有、専業大家として全力投球。「情熱を持って行動すれば必ず道は開ける」を信条とし、趣味のDIYを生かしたリフォームで魅力ある物件をつくり入居者の満足度アップに努める。著書に『ゼロからの不動産投資』がある。

ブログ -赤井誠のゼロからの不動産投資-

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