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空室対策・リフォーム
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更新日 : 14/11/10

成約率が上がる「ドレスアップ」のコツ①住んだときのイメージが浮かぶ演出

賃貸経営コンサルティングマスター 加藤隆

飾り付けによって、部屋の価値をアップさせる

大家さんにとって、空室は一番の悩みです。
お客様が内見に訪れたとき、ここに住んだときの楽しい暮らしがイメージできるとお客様の部屋に対する好感度は断然アップするでしょう。
そんなドレスアップの方法やコツについてお話ししましょう。
ドレスアップとは、「部屋の価値を向上させるために、家具や小物類で飾り付けをする」ことです。

●何も置かれていない部屋は、内見客に響かない

ほとんどの空室は、何も置かれていない状態でお客様を迎えます。
そんながらんとした空間では、お客様の目には他物件と同じようにしか映りません。
でも、もしあなたの部屋が大きなミラー、明るい色のカーテン、白く清潔なテーブルがあり、間接照明などで照らされていたら、きっとお客様は好印象を持つことでしょう。
そして、お客様は見学した複数の物件の中から、あなたの部屋を選んでくれることでしょう。

●できる限り安いコストを抑える

新築の分譲マンションのモデルルームでは、高級家具類がセンスよく配置され、住んだ時のイメージが浮かび上がるように演出されています。
ところが、賃貸住宅ではそのような飾り付けをすることはほとんどありません。
そのため、ドレスアップをすると他物件との差別化が可能となります。
ただし、新築分譲マンションと異なり賃貸住宅で多額の予算はかけられませんので、できるだけ安いコストで実施します。
私の場合、ワンルームで1万円、ファミリー向け3LDKで3万円を目安にしています。

ドレスアップをしたら、一週間で成約!

なぜ、ドレスアップを始めたのか?
きっかけは、私が所有する外国人向け家具付きアパートがリーマンショックの影響で入居率が極端に低下したことでした。
外国人向けアパートの場合、お客様は海外からインターネットで物件を検索して予約するケースが多いので、ホームページで見る部屋の印象が非常に重要です。
そこで、他物件よりおしゃれに見えるように、家具やカーテン類のコーディネートなど、さまざまな工夫をして飾り付けをしました。
その結果、ほぼ満室をずっと継続しています。
ある日、長期空室に悩む大家さんから相談を受け、試しに私の方法で一部屋をドレスアップしたところ、1週間後に成約しました。
そこで、続けて残り3つの空室もドレスアップを施すとすぐに申し込みがあり、1カ月後に満室になったのです。

※リンク
その①住んだときのイメージが浮かぶ部屋
その②ドレスアップ成功の3原則
その③安く、おしゃれな家具・小物を調達する

(プロフィール)
かとう・たかし 1950年、東京都生まれ。芝浦工業大学卒業後、日産自動車に勤務。2007年に早期退職し、親から継いだ築45年のアパート経営に専念。空室と滞納続きの物件を再生し、反響を呼ぶ。現在、ファイナンシャルプランナー、賃貸経営コンサルティングマスターとしても活躍。セミナー、執筆も多数行なう。独自のアイデアや親しみのある人柄で人気を得ている。

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